『バフィー BAFY / 当店別注Loro Pianaカシミヤハイゲージモックネックニット「1303LP」(ブラック)/ セール除外品 ロロピアーナ 秋冬 メンズ イタリア カシミヤニット カシミヤセーター ハイネック』はセカイモンでepdtnwfdから出品され、64の入札を集めて12月30日 17時 53分に、46530円で落札されました。即決価格は46530円でした。決済方法はに対応。山梨県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
コストパフォーマンスの高さに定評のあるバフィー。その中でもカシミヤニットは出色の出来栄えで、世界中の一流ブランドがこぞって採用しているTODD&DUNCAN(トッド&ダンカン社)の糸を使用しつつもアンダー5という良心的な価格を実現しています。当店ではさらなるクオリティアップを図るべくLoro Piana(ロロピアーナ社)から糸を取り寄せてもらっていましたが、一昨年前にカシミヤの原毛が高騰し(ロロピアーナにいたっては前年比20%以上の値上げとなり)、とうとう同じ価格で販売することが困難になりました。そこで昨年、ロロピアーナと同品質のCARIAGGI(カリアッジ社)の糸に変更したのですが、やはり“ロロピアーナが欲しい”というお客様からの声がちらほらありまして、かなり無理があったのですがロロピアーナに戻しました。余談ですが、ロロピアーナのカシミヤ糸はむちゃくちゃ高いです。正確に言うと、LVMH(ルイヴィトン)グループの傘下になり、エルメスと肩を並べるラグジュアリーブランドを目指しはじめた頃から高くなりはじめ、現在も値上げが続いています。LVMHグループに買収された時点で予想はしていましたが、昔のロロピアーナを知っている身としては少し寂しく感じられます。
今回は上記のような経緯もあり、思い切って、というか半分やけくそみたいなところもありますが、税込みアンダー5で販売します。正直に申し上げますと、原材料(糸)の値上げや為替レートを考慮すると税込み7が適正価格です。これでも他のブランドに比べるとかなり安いと思います。アンダー5という販売価格には種も仕掛けもなく、ただ単に当店の利益を削っているから。それだけです。今季販売するすべての商品の中で“最も利益率の低い商品”が本品です(笑)。そんなに利益が出ませんし、薄利多売する品でもないと思いますので、発注量は控えめです。もちろんセールにする予定もありません。正真正銘、本物の、ロロピアーナの最高級カシミヤ糸を使用したイタリア製ニットがこの価格で手に入るのは当店だけです。世界中どこを探してもないと思います。
デザインは、このところタートルを凌ぐ人気を見せている「モックネック」になります。もちろん素材は、繊維の宝石と言われるカシミヤ素材。しかも“並み”のカシミヤではなく、世界中の一流メゾンがこぞって採用するロロピアーナの“1等級カシミヤ”(内モンゴル自治区アラシャン地方で産出される最高級カシミヤ)になります。極細の原毛が醸し出す高級感ある風合い、思わず頬ずりしたくなるほどの滑らかな肌触り、透き通るような発色は何物にも代え難く、大人の日常をエレガントに彩ってくれます。程よい厚みのあるハイゲージニットですが、計算されたスリムフィットによって素材のボリュームが抑え込まれているのでスタイリッシュに着こなせることも魅力のひとつです。
ウールニットもいいですが、やはりカシミヤニットは別格です。この肌触りを一度味わったら、もうウールニットには戻れないかもしれません。ロロピアーナの最高級カシミヤなのでそれなりのお値段ですが、十年後も変わらず着続けられる普遍性が備わっているので検討する余地は十二分にあると思います。本当にいいもの(10年着られるベーシックニット)をお求めの方は、是非ご検討ください。
バフィーの品なので最新のトレンドがフィッティングに反映されています。以前はタイトめのフィッティングでしたが、少し前から身幅に程よいゆとりのあるフィッティングに変更されています。以前のようなタイトフィットではなく、“無理なく着られるスリムフィット”といった印象です。身幅が若干大きくなりましたが、以前と変わらず日本人体型に合う袖丈&着丈になっているのでバランスよく着こなして頂けます。インポートのニットウェアは袖丈や着丈が長く、着ていくうちにさらに編地が伸びてバランスが崩れてしまうことが多いですが、バフィーの品ならその心配はありません。
1924年創業、イタリアの至宝と称される最高級服地メーカー「Loro Piana(ロロピアーナ社)」。ロロピアーナは、原毛の調達、紡績、撚糸、染色、織り、仕上げまでの全工程を自社で行っている世界でも数少ない高級服地メーカーです。糸を他社から購入して生地を織るメーカーが多い中、ロロピアーナは原毛調達や紡績の過程にも厳しいチェックを重ね、最高品質を追及し続けてきました。近年、自社ブランドにも力を入れており、世界中から特別なルートで買い集めた最高級の原料から最高級の製品を作り出しています。現在では服地メーカーの域を超え、イタリアを代表するラグジュアリーブランドとして確固たる地位を築いています。“最高の製品のみを保証する”というポリシーを掲げるロロピアーナは、さらなる躍進を遂げるため2013年にLVMHグループに加入。豊富な資金力を背景にエルメスに匹敵する真のラグジュアリーブランドとしての歩みをはじめました。
ロロピアーナを語る上で欠かせないのが“カシミヤ”です。創業以来、カシミヤとともに成長を遂げてきた同社は、この素材に特別なこだわりと情熱を注いでいます。カシミヤの原毛は内モンゴル自治区アラシャン地方から最高品質のものだけを買い付けており、現地にある自社の検査場で丹念にひとつひとつ検査し、除毛と洗毛を行った後、イタリアに輸送し、さらに厳しい品質管理を行っています。こうして選び抜かれたカシミヤだけが、最高のクオリティを誇る糸、生地、製品へと生まれ変わります。ロロピアーナのカシミヤを身に纏うこと、それこそが真の贅沢であり、イタリアンエレガンスの極みです。
カシミヤには等級があり、繊維の細さ、長さ、不純物の混率によって1等級から9等級に分けられます。同じカシミヤ製品でも値段がピンからキリまであるのはこのためです。ロロピアーナのカシミヤはもちろん最高ランクの1等級。原毛の細さは15ミクロン以下、長さ、白さ、どれをとっても最上級です。最高級カシミヤのみが持つ“美しい光沢”と“ぬめり感”を心ゆくまで楽しんで頂けます。ロロピアーナでしか出せないと言われる“気品溢れる色合い”も見逃せないポイントです。
カシミヤ製品の良し悪しは原毛の品質だけで決まるわけではありません。原毛の品質が重要なのは言うまでもありませんが、その持ち味を引き出す紡績(糸作り)も同じくらい重要になります。ロロピアーナは紡績も超一流です。このニットに使用されているのは、細くて長い1等級カシミヤを27番手の細糸に加工し、それを撚り合わせた糸(いわゆる双糸)になります。太くて短い原毛を寄せ集めて作った糸で編まれたカシミヤニットは、ただやわらかいだけで強度がありません。すぐに毛玉が出来たり、型崩れしてしまったりします。これに対してロロピアーナの糸で編まれたカシミヤニットは、ソフトな風合いでありながらも強度に優れ、毛玉や型崩れが起こりにくいです。見た目にはそれほど大きな違いはないかもしれませんが、長く愛用するなら糸は非常に重要な要素です。
編地は、ロロピアーナの最高級カシミヤ糸(CASHMERE 2/27)を通常よりも遅いスピードでじっくり編み上げた、繊細に起毛した程よい厚みのあるハイゲージニットになります。ゲージ数は「12」。薄すぎずかといって厚すぎず、ちょうどいい厚みでかさ張らないのでインナーにうってつけです。言うまでもなく肌触りは“極上”です。細くて長い1等級カシミヤがもたらす、しっとりと吸い付くような手触り(ぬめり感)は何物にも代え難いものがあります。いつまでも触れていたい、誰もがこう感じるはず。思わず頬ずりしたくなるほどです。しっかり糸が詰まっている(=原料をケチらずにたっぷり使っている)ので、ウールニットとは比べ物にならないくらい暖かいです。冬場でもインナーはこれ一枚でOKです。
同じ糸を使用しているロロピアーナの自社製品だと18以上します。審美眼に優れている方、モノの本質を見極める目をお持ちの方でしたら、このニットがどれだけお買い得かお分かり頂けると思います。ブランドの知名度よりも品質重視という方は必見です。
表記 | 対応サイズ | 肩幅 | 胸幅 | 袖丈 | 着丈 | 首高 |
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44 | 44 or S | 39.5 | 48 | 63 | 63 | 5.2 |
46 | 46 or M | 41 | 50 | 64 | 64 | 5.2 |
48 | 48 or L | 42.5 | 52 | 65 | 65 | 5.2 |
50 | 50 or L~XL | 44 | 54 | 65 | 66 | 5.2 |
52 | 52 or XL | 45.5 | 56 | 66 | 67 | 5.2 |
※ 着丈は首を含めずに採寸した数値になります。
※ ニット製品のため寸法に若干の誤差が生じます。予めご了承ください。
(単位: cm)